公益社団法人島尻青年会議所オフィシャルブログ

震災の記憶を未来へ伝える～丹野祐子氏講演会～



本年、未来の人財拡大委員会　城間正師委員長を中心に準備してきた「震災フォーラム」。

今から三年半前に起こった「東日本大震災」
まだ記憶に新しい方もいれば、そうでない方もいる。

2011年3月11日　14：46に起きたマグニチュード9.0の大地震
その後、日本だけでなく世界中の人々が恐怖を感じた、大津波。。

高さ10メートともいわれる海水が東北地方3県に押し寄せ、一瞬のうちに町全体、
そこに集い生活する人々、これまで積み重ねてきた歴史すべてをのみ込んだ大津波。

宮城県名取市閖上地区もその一つ。

未だ40数名が行方不明のままのこの地において、自身も震災にあわれ、また愛する息子、
夫の両親をその津波で失った経験を持ちながらも、前を向いて懸命に生きる強いお母さん！
語り部「丹野祐子」氏をお招きして、地域の高校生に当時の様子と、現状またこれから何を
すべき事なのか、心の言葉を話して頂きました。

南風原高校　　棚原校長ご理解のもと、授業の一環として全校生徒900名を対象に
震災の映像や、丹野氏の講演をさせて頂きました。

島尻JCとしても、また例年開催している講演会としても全く違った形であり、城間委員長の
熱い思いをくみ取った講演会になりましたが、多くの生徒がその映像や、丹野氏の言葉一つ一つに
心を打たれ涙する場面がありました。

「人は忘れる　だから未来へ伝える」

震災後から学び、次来るかもしれない「震災前」に備える

一番大事なのは自分の命
沖縄にも昔から伝わる「命どぅ宝」。

これからもあの日の出来事を風化させないために、伝え続ける。

意識変革を促す団体「JC」　だからこそできる最高の事業でした！

城間委員長大変お疲れさんでした。
そして本当にありがとう。

また、南風原高校　棚原校長をはじめ先生皆さん、NPO法人地球のステージの皆さん
ご理解、ご協力頂き誠にありがとうございました

最後に、当日の様子です(^o^)